3びっくり (2)

 雑誌編集部には、読者からのファンレターが毎日のように送られてくる。その中には、編集者宛の手紙も届くことがあるらしい。

殺害予告、使用済みのティッシュが届く…

「雑誌や単行本に編集者の名前が載るのですが、それを見て、手紙を送ってくる読者がいるんです。ファンレターのような嬉しい内容ではありません。ほとんどが殺害予告です」

 有名成人向け雑誌の出版社に勤める学さん(仮名・40代)は、自分宛に届く手紙について話してくれた。

「“男性が女性の指を舐める描写を載せるな、次載せたら殺す”とか、“○○先生を雑誌に載せるな、包丁を持って編集部に乗り込むぞ”などが来ましたね。受け取った時はゾッとしました」

 赤い字で殴り書きされたものや、定規をあてて書いたと思われる不気味な字体の手紙が届いたそう。中には、ボロボロに破けた雑誌を同封してくる者もいるというから驚く。何度も手紙を送りつけてくる読者に関しては、名前を覚えてしまったとか。

「気味悪いと思ったのは、血で書かれたと思われる字とか、消印が会社近くだったりすることですね」

 色々と届く手紙の中、特に怨念がこもっていそうなものに対しては、恐怖より気持ち悪さが先に来るそうだ。

「少し前になりますが、“避妊なしの性行為は良くない”と書かれた手紙と避妊具が届きました。あくまでもファンタジーですので…。一番困ったのは、弊社が発行した雑誌を大量に送ってきた読者。“捨てる場所がありませんので送ります”といった手紙と、なぜか使用済みのティッシュ…。誰かに処分を頼むことも出来ず、僕が処理しましたよ」

 殺害予告はもってのほかだが、このような類の郵送物は社内で問題になることはないのだろうか。

「問題にしようと思えば出来るのかもしれませんが、編集部の仲間のほとんどが、“よくある”って流しています。僕一人が騒いでも意味はなさそうだし」

◆あまり警戒しないワケとは?

 内容が内容だけに、もう少し大事にしていいのでは? とこちらは感じるが、さほど警戒しないのにはワケがあると学さんは続ける。

「それが、殺害予告を出しておきながら、差出人の住所は載っているんです(苦笑)」

 確かに、それでは編集部側が危機感を持たないのもなんとなくうなずける。

「多分ですが、差出人たちは、“本当に殺害したいとは思っていない”と思うんです。幸い今まで、刃物を持って乗り込まれたことも、出版社まで来たこともありませんので」

 学さんによると、言葉選びはアウトであるが、自分の想いを伝えたいだけで本当に実行する気はないとのこと。そんな彼らを、“不器用な人たち”とまとめていた。

「とはいえ、京都アニメーションの事件もありましたので、これからは今より慎重になる必要があると感じています」

 いざとなったら対応できるよう、学さん宛に届いた手紙たちは自身で保管するようにしているそうだ。プライバシーの観点から写真を掲載できないのが残念だが、筆者も実際に見せてもらい、独特な字体、“殺す”などの文字には気持ち悪さを感じた。

 ちなみに、こうした手紙には一切反応しないと話す。

「個人の意見の強いものに対しては、一切対応していませんね。極論、嫌だったら読まなきゃ良いわけです。あ、もちろんですが、真っ当なご意見に対しては、編集部で話し合い対応しますよ」

 様々な意見や考えを持つことは大切なことだ。でも、その内容を伝えることで相手を不快にさせるのは少し違う。

 最近話題になっているSNS誹謗中傷問題と一緒で、顔が見えないからといって相手に何を言っていいということではないはずだ。受け取り手がどのように感じるかを考えた上で、適切な行動を心がけてほしい。<取材・文/吉田みく>

【吉田みく】
ルポライター。得意なジャンルは恋愛にまつわる人間関係。好きなことは潜入取材。twitter:@yosmiku

―[店員が語る困ったモンスター客]―


学さん


(出典 news.nicovideo.jp)

成人向け雑誌(いわゆるエロ本)。1970年代からその数が増加し、一般の書店やアダルト系に特化した専門書店で売られ、1980年代からはコンビニエンスストアやアダルトショップにも販路を拡大した。現在では「ビニ本」はほぼ死語となっている。また、インターネットの普及により紙媒体の雑誌
7キロバイト (1,204 語) - 2020年4月9日 (木) 11:17


私たちの知らない所で編集者の人たちは苦労してるのですね。
何も起こらないことを願うばかりです。

<このニュースへのネットの反応>

雑誌社にじゃなくて編集者個人宅に送りつけるのか…。なんで住所知ってんだ。「よくある」のはいいが(?)、あまりに放置しすぎてるとそのうち本当にヤバい事になるぞ…


こういうのは逆恨みも怖い


買った成人向け漫画の中で、自分の趣味に合わないものが一部でも含まれる場合、不愉快になることはわりとある。読者すべてが好むようなジャンルやシチュエーションなんてものは無いし、あらかじめ自分に合うかどうかをいつも知れるわけじゃない。趣味に合わない作品に当たってしまった不運「だけ」には同情するが、やったことは嫌がらせを超えてただの犯罪行為だ


雑誌を買うなら嫌いな作風もあり得ることを予想して買わないと。笑える笑えないといった部類の商品ではないのだから。


好きな作者だけの作品集とか待つしかないよね。「見たくもない」っていうのがある場合さ。


青葉みたいなゴミが出ないとも限らんけど差出人が本人じゃない可能性もあるから差出人名の周囲の人間の指紋採取して特定できる制度が欲しいっすね


わざわざエロマンガにブチ切れるなんてしょーもない人生やなぁ…。おっとこれは結構お偉い肩書の人にも刺さっちゃうかな?


何故警察に通報しないんだろう?何かあってからでは遅いと思うんだけど


ただの威力業務妨害及び恐喝なんだよなぁ…全員牢屋にぶち込んで、どうぞ。そして見たくない描写が含まれる作品を無理に読み続けようとする神経が分からん。マゾなの?


差出人の住所が書いてあるってのは、誰か陥れたいやつの名前と住所を書いてるんじゃないの? 一応警察に届けたほうがいいぞ。


読者ならぬ毒者ってわけね・・・


何故嫌な描写を含む作品を無理に読み続ける? ← 例えばなろう系作品を親のカタキのように叩き続ける一部読者も多分そうだが、それが存在する事自体が許せないんだろう。自分の好きな作品が存在したかも知れない余地を減らすのが許せない、嫌いな作品を選り分ける労力を強いられるのが許せない、という。だから労力を費やして(この矛盾に草)毎日毎日ネガティブな批判をぶちまけている


いや、会社の従業員や漫画家を守るために訴えないとダメでしょ...放置してて被害が及んでからじゃ手遅れだぞ。それに、そうやって送ってくるってことは少なからずそういう感情持ってるわけだから早め早めに対処しろよ。


そのティッシュを検査に出したら薬物検出されると思うわ


性を異常に嫌う奴多すぎるわ日本


使用済みティッシュのくだりはただのプレイやと思うから除けてやってほしい。


性的な話題を潔癖すぎるくらいに遠ざけた結果、エロマンガに興奮してキレだす情緒不安定な、粘着質のやべーやつが生まれてるのでは…? なにが悪いのか、ちゃんと教育しないとこじらせたやべーやつが増えてく気がする…


感謝の気持ちしかねーけどなー 愛読者だろうに意味わからんわ


>ゲスト 個人宅に届くわけではなく ○○社△△編集部□□様 といった感じの宛先で職場に届くって事だと思うよ